25, 12. 2010 クリスマス寒波


昨朝未だ暗い内は、牡丹雪が散らついていたが、7時を過ぎて陽が昇り始めると、空は晴れ上がっていた。冬至を過ぎたとは言え、未だ夜明けは遅い。さして強い風ではないのに、西から雲が次々と流れて来る。暖気で雪の嵩が減った庭に、シジュウカラがやって来た。宛名書きをしていたら、万年筆のカートリッジが切れてしまった。仕方なく、書き上がった分に切手を貼って、午後からの札幌への買物に持って出かけた。





真っ白だった新雪は、融けてくすんだ色をしていた。車道と歩道の間に、大きな水溜りが出来ていた。先日ニュースを見ていたら、札幌ではこの冬“ざくざく指数”なるものを発表し、指数が高い折には、マイカーで出かけることを控える様に指導するとのことだったが、確かに融けて凹凸の出来た道路が凍ると、かなり危険度は高くなる。南1条で縫物の付属を買求め、北へ向った。大通公園のクリスマス市を一区画だけコの字に通り過ぎた。北方系の民家のミニアチュアを売る店が面白かった。





テレビ塔脇のNHKの建物のの上に、気温が出ていた。3時を過ぎたばかりなのに、-1.5度の表示。夜分には酷く気温が下がりそうな気配だった。ビルの前の植込みに、緑色をした蔓状の植物があった。キヅタよりも葉が小さく、切れ込みもない。このまま冬を越せるのだろうか。




買物は、何処もレジの行列が長くて、随分待たされた。デパートの1階を通り抜けようとして、滑らない靴の表示に目が止まり、立ち止まった。様々なパターンのゴム底の靴が並べられていた。現在散歩に使用している靴は、スポーツ用品メーカーの厚いゴム底の靴なのだが、3年目に入っているので、そろそろ新しいものに取り替えた方が良いのかも知れない。ゆっくり吟味して、滑らない靴を選ぼうと思った。





昨夜月が見えて、今朝は予想通り冷え込んだ。窓ガラスが結氷で白く曇っている。魚沼在住のMIXY友Mさんは、昨日の日記に積雪1mの予報が出ていると記されていた。クリスマス寒波は、雪や寒さの有難くない贈物を届けた様子。