06, 12. 2010 暗い日曜日 


昨日は風が治まり、午前中は僅かに青空も見受けられたが、午後から雲が厚みを増して来た。薄暗さが酷くなる。前日買求めて来た焦茶のマジックインクで、細いベルトの革の断面を塗り、仕上げ用のワックスを塗って、バッグは出来上がった。小脇に抱える程のサイズなのだが、その様な持ち方は慣れていないかと思い、ベルトに手首を通して、バッグを指で掴んで持つ様にした。和紙で包装して、準備完了。








雨が落ちて来そうだったが、少し歩いて来ようと散歩に出かけた。西の北の沢を目指す。先月花を付けていたスウィートピーが未だ枯れずに青々としていた。他の植物が枯れ色になっている時期だけに、妙に生々しい。シラカバ公園の遊具も冬囲いが施されていた。




秋に黄色の実を下げていた名称不明の植物は葉をすっかり落とし、実の色が白っぽくなってしまっていた。面白い形の実が、膨らんでしまっている。




サクランボの冬芽が割れて、開き始めていた。未だ春は遠いのに、生命のリスムは着実に進行している。北の沢に着いて、茶褐色に枯れて残っていたエゾトリカブトを撮ろうとしたら、バッテリーが切れていた。バッグのポケットに手を入れるが、バッテリーが入っていない。先日札幌へ出かけた折に、別のバッグへ移して、そのままになってしまっていた。仕方なく、北の沢を南へ進んで住宅街を戻った。今週は、好天は望めぬらしい。雪だるまのマークが並んでいるので、根雪になるのかも知れない。