21, 11. 2010 繁茂するツタ
晴れのち曇の予報が出ていた昨日は、午前中は雲が多く、時間を追って晴れ間が広がった。空の青も時間と共に強く澄み切った青となった。教室を終えて掃除を済ませ、夕食の献立に不足の野菜を買いに、北東のスーパーへ出かけた。帰りは重くなりそうなので、往きがけに少し回り道をして、東の沢へ向った。
湧き上がる様な形の雲が多かった。上昇気流が起きているのだろうか。真っ赤に紅葉していたナツハゼが葉を殆ど落とし、黒い実が露になっていた。
沢は陽を受けて輝いていた。先日雨模様の折には陰惨な感じがしたのだが、殆ど葉のない梢が美しく見える。夏には緑で覆われていた木立が、その骨格のみを見せている。ツタの多さとその密度に驚く。
夏にイワガラミを見付けた辺りを覗く。花の跡が樹に絡まったまま残っていた。果実が突起になり、佳い色に色付いていた。
鳥が忙しなく木立の間を移動する。1種はヒヨドリの様に思われた。胸元の白い方はムクドリの様にも思われるが、良く判らない。
暫く鳥の姿を追って、東の沢を離れた。買物を済ませて西へ戻る。西の空には、大きな雲が湧き上がっていた。昨夜は大分丸くなった月が、煌煌と照っていた。今朝は雲なく晴れている。
イワガラミ Schizophragma hydrangeoides ユキノシタ科