04, 11. 2010 雨降り続く


相変わらずの雨が続く。時折雲が切れて薄日が射すが、強い西風に運ばれた雨雲が、直ぐに広がってしまう。強い雨ではないが、降雨時間が長いので、庭の通路に水溜りが出来ていた。前日迄僅かに赤味を残していたクロフネツツジがすっかり色褪せて、葉を落とし始めた。



前日思い付いた方法で、製図をし直す。手間はかかるが、今度は上手く行きそうな気がする。雨が小降になった間に、不足の野菜を買求めに出かけた。春に三番通りに工事をしていた所は、マンションではなく、大型のスーパーとドラッグストアが出来上がった。家からは最も近い位置に出来て、品揃えも多く便利にはなったが、このスーパーの出現で、40年以上続いていた中央部のスーパーが、立ち行かなくなって閉店した。車を利用する人々や、歩くことが可能な人々は良いとして、歩行がかなり困難な高齢者には、団地の北外れ迄買物に出かけるのは、辛い仕事になると思われる。只でさえ侘しかった商店街は、益々人通りが少なくなった。

少し南を廻ってから、シラカバ公園を抜けて三番通りへ出ることにした。葉が細いベニシダレが色付いていた。直ぐ傍には、タカネナナカマドが真っ赤な実を付けていた。




白い壁のお宅で、蔦が縦横に壁を這っていた。土台に近い部分は全て蔦に覆われ、立ち上がった蔦が2階の窓迄達している。出窓の下から玄関の階段まで、その先端が伸びていた。すっぽり蔦で埋め尽くす予定なのだろうか。




東町公園は、かなり広い水溜りが出来ていた。公園と小学校のグラウンドの間の道を西へ進む。グラウンドの西角を北に折れて、シラカバ公園に続く緑地帯に入った。水が溜っている遊歩道を避け、落葉で埋った芝生の上を歩く。ヒヨドリだろうか。鋭い鳴き声を発する鳥が群れていた。梢が寂しくなったシラカバ公園に入る。水溜りが広がっていたので、途中で公園を抜けて、住宅街を北東へ向った。





葉を殆ど落としたガマズミが、未だ赤い実を付けていた。咲き残りのスウィートピーがあった。ムラサキツユクサと同様、暖かい季節が相応しい。昨年、ビニール製の鴉を吊り下げてあったリンゴが赤くなっていた。今年は鴉ではなく、ピカピカ光るCDが吊られてあった。





夕刻青空も見られたが、間もなく雲に覆われ、断続的に雨が続いた。今朝は雨が上がって西の空が明るいい。薄暗さから開放されるのだろうか。