24, 10. 2010 アキアカネ


前夜、月明かりが明るかったが、昨日も朝から良く晴れた。日中は暖かいが夜分は冷えるので、庭の紅葉は一段と進んでいる。2年続けて咲かなかったツワブキに、僅か1本ながら蕾が上がって来た。夏の暑さが充分でないと花芽が付かない。



教室に見えた方が、デパートで見付けたからと、ムカゴを持って来て下さった。早速夕食にはムカゴ御飯を炊くことにした。冷蔵庫を覗くと、生椎茸が大量にあった。軸を少し長目に残し、四つ割りにしてニンニクを利かせた油で炒め、日本酒を注いで酒蒸しにして、上がりにパセリを加える料理を作ろうと、庭のパセリを見たが。もう黄ばんで使い物にはならなかった。前夜作成した書状を投函方々、パセリを買求めに出かけた。モクレンの実がどうなったかと、少し南を回り道した。未だ殻は開いていなかった。直ぐ西の東町公園を通り抜ける。ケヤキが大分色付いていた。葉が殆ど落ちたモミジがある一方、紅葉し始めたモミジもある。種が異なるのだろうが、葉や幹を見ただけでは同定出来ない。





先日見付けたオオヤマレンゲの実は、変化がなかった。開いた殻にしっかり付いている。此処のお宅で、塀から覗いているワレモコウを見付けた。庭のワレモコウは朽ちて、今月初めに切詰めたが、未だ赤味を保っていた。東へ向い、久々にコメツガを見上げる。昨年の残りの幾分黒ずんで開いた松毬が見られたが、新たな松毬は出ていなかった。





更に東で、2本のカリンを植えているお宅があった。双方共良く実が付いている。多くの実をどうされるのかと、要らぬ心配をした。北東へ向い、東の沢を目指す。先日見かけたキレンゲショウマは、殆ど実になっていた。





東の沢は、落葉が進んでいた。タラノキも殆ど大きな葉を落としていた。農場の北側を廻ろうと、三番通りを越える。過日良い色を見せていたヤマブドウは、葉が反り返り始めていた。雪虫が飛ぶ時期なのに、トンボが飛んでいた。ガードレールに止まったところで写真を撮ると、ガードレールに点々とトンボが止まっていた。熱伝導率の高いガードレールが温かい為なのだろうか。






刈り取られたトウモロコシが詰った白い梱包物の山が続いていた。農場の縁には、キクイモが未だ花を付けていた。買物を済ませて戻る途中で、シロヤマブキの種子を見かけた。春にK・Kさんに頂いた種子を蒔いたが、未だ芽は出ていない。来春は出て来てくれるだろうか。



キレンゲショウマ Kirengeshoma palmata ユキノシタ