25, 10. 2010 ホトトギス


前夜の十六夜の月が朧だったが、昨日は朝方は青空が覗いていたが間もなく雲が広がって、陽射しの弱い一日となった。陽の当たらぬ割には、気温は高く生暖かい天候だった。雑事を済ませて庭に出た。先週、チェンマイから東京に居を移されたOさんから、ツバキの種子が送られて来ていたのを思い出した。ツバキの種子は、この様に大きなものとは想像していなかった。鉢に蒔いて、たっぷりの水をかけた。今年の冬は、屋内に取り込んだ方が良いかも知れない。




最後に咲くホトトギスが開いていた。ヤマジノホトトギスは盛りを過ぎ、種子を形成している。この苗をお送り下さったHさんは、シロバナホトトギスを種子から育てられたとブログに記しておいでだったので、種子を熟成させて蒔いてみようと思っている。ミヤマラッキョウの蕾が大分膨らんで来た。





オオウバユリの実に亀裂が入って開き始めた。少し境界に蒔いて、種子はゴミ袋に落とし、面白い形の殻はドライフラワーとして保存した。西の砂利混じりの植込みで、マンテマとタイワンホトトギスが未だ咲いている。マンテマは花期が長いので、玄関の植込みの奥にも蒔いてみた。




ツツジの紅葉が進み、庭が明るくなった。もう最後の輝き。サラサドウダンはオレンジ色に、ドウダンツツジは赤く燃えている。





辞職した衆院議員で欠員となった議員選出の選挙かあり、シラカバ公園傍の幼稚園迄出かけた。投票を終え、今日は雨、明日は雪の予報が出ているので、南側を一回りして、帰りがけに切詰めた植物を入れるサイズの大きなゴミ袋を買求めて来ることにした。シラカバ公園のモミジも赤く染まっていた。カラスの羽根が落ちている。また公園の何処かに巣をかけて、小さな子供達を威嚇するのだろうか。バス通りを越えて、東町公園に向った。公園傍のお宅のモクレンの実を見る。一つ、僅かに殻から艶のある赤い実が覗いているものがあった。白い糸で下がる有様は見られるのだろうか。落葉の積る公園を抜けて、公園伝いに南へ向った。





ホトトギス tricyrtis hirta ユリ科