18, 10. 2010 雪虫に出会った


昨日朝方は晴れていたが、10時過ぎから雲が広がり、正午過ぎには薄暗くなってやがて雨が降り出す目紛しい天候となった。気温も前日よりはかなり低くなった。雑用を済ませ、庭仕事の続きをする。咲いている花を残して、どんどん切詰める作業。庭が寂しくなって来た。

蕾を膨らませていたホトトギスが咲き始めた。花はヤマジノホトトギスに良く似ているが、園芸種で葉の縁に斑が入っている。2箇所にあるので、雪が来なければ暫くは楽しめそう。クジャクソウは終盤となり、ミヤマラッキョウの蕾が色付いて来た。






先週半ばに、隣家の若い奥様から、嬉しいメッセージが郵便受けに届いていた。団地の中で、鉢植のキンモクセイを見付けられたとのこと。詳しい地図も書込まれてあった。午後から直ぐに出かけたのだが、それらしい鉢は見当たらなかった。其処のお宅は、苗や鉢物を商うことを、近くにお住まいの油絵を描きに見えている方から伺っていた。随分キンモクセイは見ていないし、香りも嗅いでいないので、大分怪しげな天候だったが、昨日午後からまた出かけてみた。



シラカバ公園近くの2本のリンゴの樹は、未だ実を付けたままだった。インドリンゴが大分色付いていた。公園のホウノキが盛大に葉を落としていた。MIXY友のSさんがコメントに書かれておいでの様に、殆どが裏を見せて落ちている。枯れて葉が反り返る形状に原因がありそうな気がする。雪虫が飛んでいた。何度かシャッターを押してみたが姿を捉えることは出来なかった。見合わせていた冬囲いの申込を、今日投函しようと思った。




随分注意深く探してみたが、やはりキンモクセイは見付からなかった。佳い香りに惹かれて、何方かが買求めてしまったのかも知れない。雨が落ちて来た。東の沢を廻って戻る積りだったが諦めた。モクレンが沢山の赤い実を付けていた。キタコブシと異なって背丈が低いので、赤い実がぶら下がる様子が見られるかも知れない。




2時前というのに辺りはすっかり薄暗くなり、強い雨は夕刻迄降り続いた。