11, 10. 2010 結実


強い雨ではなかったが、昨日は一日中雨が降り続いた。薄暗く、灯りを点けないと仕事が出来なかった。時折小止みになるので、気分転換に庭に出た。風が強く冷たい。夏に沢山の害虫に見舞われたセッコウボクも、掃討戦術の甲斐あって、今年は沢山の実を付けた。雪が来る頃まで、この実は残る。

ナツツバキも花の跡が実になっている。やがて外皮が剥けて、特徴のある形の実となる。オオウバユリの実が茶褐色になって来た。昨年小樽の赤岩園芸で求めたシラタマノキに小さな実が付いていた。一緒に買求めたダイモンジソウが、小さな花を開き始めた。







厳しい季節を前に、植物達は結実の時期を迎えている。夏に咲き遅れの花を見せていたフジが見事な実を付けていた。アルハンブラ王宮で見かけた、咲き遅れのフジの花を思い出した。庭のナツハゼの数倍は大きい樹が紅葉し始め、数多くの実を付けていた。此処のナツハゼの紅葉は遅い。




何時も見かける2種のリンゴのあるお宅とは別に、赤味の強いリンゴの樹を見付けた。カキの木も切られていなかったら、今頃色付いていただろうにと惜しまれる。もう1軒、カリンを植えておいでのお宅があった。先日見かけたカリンよりは、樹が随分大きく、実も大きかった。2軒のお宅で見かけたホップ。1軒のお宅のホップは、もう朽ち始めていた。






あちこちのお宅で、ベニシタンの赤い実が見られる様になった。この実も、雪が来ても残り、来春雪の下から姿を現す。