01, 10. 2010 秋晴れ
前日の強い風が治まり、昨日は朝から澄み切った青空が広がった。気温も少し上がり、暖かくなった。昼夜の寒暖の差が大きくなると、紅葉の色は鮮やかになる。青いアジサイも佳い色に染まって来た。今日のゴミの集荷に合わせて、剪定した枝や切詰めた植物を小さく切ってゴミ袋に詰めた。大きなゴミ袋が3つ一杯になった。
手仕事を少し進め、2時過ぎに買物に出かけた。雨の日の外出時、帰りがけにと思っていたが、雨脚が強くなったのと、丁度バスが来たこともあって、駅前での買物をせずに戻って来てしまった。暫く通っていない団地の南端の道を通ることにした。ナナカマド公園を南へ進む。ニシキギが色付いていた。庭のニシキギはサラサドウダンの下で陽当たりが悪く、未だ色付いてはいない。更に南へ進むと、畑が二箇所ある。冬に雪捨て場になっていた畑は全く手が付けられて居らず、昨年の残りのアスパラガスが繁茂していた。背丈の高いイネ科の雑草が伸び放題になっていた。もう一方の畑は良く手入れされ、見事なキャベツ、ニンジン、長ネギが植えられていた。
春から気に懸かっていたお宅があって、一番通りを西へ向う。雪が解け始めた頃、塀の外から真っ赤なエゾノコリンゴが現れ、雪解けが進んだ頃には、樹の下がエゾノコリンゴで埋っていたお宅。樹を見上げると、実は数える程しか付いていなく、枯れた枝もあった。庭は雑草が伸び放題。人が住んでいる気配はあるのだが、もう手が廻らなくなったのかも知れない。西隣のお宅の庭は完璧に手入れが行き届き、園芸種のトリカブトが咲いていた。
進路を南へ変え、南端の道を目指す。線路北側の防雪林に、見事なウドがあった。ミヤギノハギが綺麗に花を付けていた。大きなクリの木が数本あって、歩道と車道の境に毬がずらっと溜っていた。毬が爆ぜて実が見えている。結構大きな実だった。
駅に続く道路は工事中だった。決して狭いとは思われない歩道を広げていた。何時も不思議に思うのだが、雪が来る前になると何故、必然性のない工事が始まるのだろうか。駅前のスーパーで買物を済ませ、中央の沢の階段を下りた。未だ木道は直っていなかった。仕方なく階段を上って東の遊歩道を北へ進んだ。遊歩道に面したお宅の樹に絡ませたヤマブドウが、実を沢山付けていた。バス通りを越えて、北の沢の遊歩道を進み、住宅街を東へ戻った。塀に絡ませた蔦が色付いて来ていた。西日を受けて、シラカバ公園のモミジが輝いていた。
シラカバは半ば近く葉を落とし、黄色く色付いていた。長期予報では、10月も気温は高めとのこと。この様な秋晴れが暫く続いて欲しい。