04, 08. 2010 キキョウ


トチノキを目指して遊歩道を北へ進む。随分離れた位置から実を確認出来る程、実が大きくなっていた。あの固く艶やかな実は、恐らく包皮に入っているのではないかと思われた。秋が愉しみとなった。




遊歩道を離れて,住宅街を東に戻る。ネムノキを見付けた。先週見付けたネムノキよりも数段小さな木ながら、良く花を付けている。道路に枝を伸ばしているので、良く見ることが出来た。花が終って朽ちているものも見受けられた。どの様な実を付けるのかが愉しみとなった。




カキの木があるお宅へ立寄る。実はまた少し大きくなっていた。'06年パリで2人展があった折,汽車で1時間ばかりのシャルトルへ出かけ,川沿いの家にカキの木が実を付けていたことや、パリの市場で、KAKIと名札が付けられて柿の実が売られていたことを思い出した。スペインでは、無花果の実が見られるのではと愉しみにしている。



一夜明けた昨日は、雲が広がる蒸し暑い一日だった。白いキキョウが咲き始めた。ユウバリシャジンは満開となった。キキョウ科の植物は,殆ど一日花に近く,直ぐに萎んでしまうのが惜しまれる。





花序を上げていたハナトラノオが,ぽつりと開いていた。サギソウの蕾から、僅かに白い花弁が見えていた。出立前に花を見られるだろうか。




キキョウ Platycodon grandiflorus キキョウ科