03, 08. 2010 ストケシア


長く鬱陶しい日々が去って、漸く晴天が戻って来た。未だ当地特有のカーンと澄み切った青空ではないが,陽射しが充分なだけでもあり難い。紫色のストケシアに続いて,白のストケシアが開いて来た。




先に開花していた紫色のストケシアは満開状態。大きなアゲハが飛来して,長い間吸飲していた。羽根を広げた写真が取れたのでNetで調べたら,どうやらキアゲハらしい。





ナツエビネの変化が早い。先に花序を出した2本には蕾が付いて来た。遅れて小さな花序を出したものも、分化して来た。最初に花を付けた折の感動が大きいが,どうやら今年はその感動は味わえなさそう。せめて戻る迄、花を付けていて欲しいと願うのみ。



半端になっていたバッグを縫う作業を続けた。あれこれ頭に浮かんだ雑事をこなしながらの仕事なので,効率良く進まない。4時半過ぎに,漸く縫い合わせるパーツが全て整った。前日雨と来客で歩いていなかったので、気分転換に散歩に出かけた。シラカバ公園から東町公園を抜けて、更に南の公園のキタコブシを見上げる。未だ実の姿は確認出来ない。西へ向い中央の沢を目指す。途中のお宅のモクレンに、少し歪な芽があった。これが実になるのかも知れない。更に西のお宅では、ホップが実を付けていた。




随分以前からあちこちでツリフネソウの姿を見ているので、沢のキツリフネがそろそろ見られるのではと期待して,中央の沢の階段を下りた。また木道は通行禁止になっていた。アーチの様に木道に枝を垂らしていた樹がヤマブドウの蔓を付けたまま倒れて木道を塞いでいた。仕方なく階段を上り、沢の東の遊歩道を北へ進んだ。遊歩道脇のツリフネソウは,盛りを過ぎていた。キツリフネは花期が長いので,戻ってからでも楽しめるかと思われる。大きなイチイの樹に絡ませたブドウが,沢山実を付けていた。





二番通りを越えて,北の沢の東の遊歩道に入る。沢山の実を付けていたサルナシは、蔦の先の方の実や葉が取られて,坊主になっていた。目の前にぶら下がっているのだから判らぬでもないが,この時期実を採っても仕方があるまいに。遥か上方には,沢山の実が見える。あの位置なら誰のても届かず,小鳥達の佳い食料になるだろう。出発迄日数がなくなって来たので,もう少し北を廻って、トチノキも見て戻ることにした。




ストケシア Stokesia laevis キク科