10, 07. 2010 ツリガネニンジン


すっきりせぬ蒸し暑い日が続く。九州南部は土砂崩れ災害、岩手では雹の災害が報じられ、世界中で極端な異常気象現象が出ているとのこと。何やら歯車の狂った様子で、不気味さを感じる。

ゴミの集荷に合わせて、咲き終わった花を切詰め、朽ちた葉を集めて集荷場所に運んだ、思いの外、時間を取られた。比較的小さな作品は包装し易いが、大きくなるとロール紙を接ぎ合せて幅を確保する必要があり、手間取る。午前中一杯格闘して、僅か2点の包装が出来たのみ。未だ暫くは時間がかかりそう。

余り陽当たりの良くない西側のツリガネニンジンが、先に開いた。株数の多い東側の開花は、数日後になりそう。切り花にすると日持ちは良くないので、庭で楽しむことが多い。




カンパニュラ・ラプンクロイデスも開き始めた。以前、生花店で「蛍の宿」の名で切り花が売られていた種。この花も、切り花では日持ちが余り良くなく、何時の間にか生花店から姿を消した。クサレダマも開き始めた。ルリタマアザミとの取合せが、夏を感じさせてくれるので気に入っている。以前からある背丈が大きいアジサイの中で、白いアジサイが先陣を切って咲き始めた。





白い花を付けていたイワオウギが散って、莢を付けていた。写真を撮って、莢を切り取った。オキナグサは白い綿毛を広げている。こちらは、自然発芽を期待して、朽ちるまで残しておく。




プリンターの調子が直らない。説明書を読むとそれ程重大な故障ではない様に思われるのと、買い置きのインクがかなり残っているので、修理の専門店へ持って行くことにした。A3ノビの大きなサイズなので、抱えて行くには重過ぎる。札幌駅に近い店舗まで、タクシーで運んだ。予測通り、故障は至極単純なものとのことだった。出来上り次第、宅急便で届けてくれるとのこと。プリンターが使えないと、仕事に支障を来す。週明けには届くとのこと。溜っていた仕事が出来る。

モデルの花を買求めようと、最寄りの駅から歩いた。時間に余裕がなかったので、中央の沢の階段を下りて、近道を通った。オオウバユリの蕾が分かれ、咲き出しそうになっているものがあった。昨年、最も遅くまで花を付けていたヤマボウシのあるお宅に立寄る。未だ大きな花を付けていた。





直ぐ近くの名称不明の花が咲いていたお宅の前を通る。塀と道路の間に、ルリタマアザミが伸びていた。オカトラノオだろうか、白い花序の花が咲いていた。実が色付いているのではと予測していたが、実は緑色のままだった。三段重ねに実が付いている枝もあった。何とも不思議な植物。





生花店には期待程の花がなく、少し早いが庭のルリタマアザミと合わせようと、数種の花を買求めた。唯一気に入ったのは、白いマツムシソウのみ。何処の生花店も、最近は花の種類が少ない。帰りがけに通ったシラカバ公園のクリの木が、花を咲かせていた。


カンパニュラ・ラプンクロイデス Campanura rapunculoidesu キキョウ科
ツリガネニンジン Adenophora triphylla var. japonica キキョウ科