27, 06. 2010 シラン


朝から良く晴れた昨日、教室の準備を済ませて庭に出た。何時もは芽が出ると大きくならぬ内に摘んで除去する雑草が、大分大きくなっている。花後の切詰めが出来ずに、実を結び始めた種も多々あって、この先暫くは庭仕事に追われることになりそう。

シランが開き始めていた。色が強く余り好みの花ではないのだが、端境期には庭の彩りになってくれる。黒姫の名があるガクアジサイが、ポツポツと開き始めた。




ツリガネニンジンが花序を上げて来た。カスミソウも分枝して花序を出し始めている。エゾノシモツケソウの蕾が膨らんで来た。長雨が来なければ、黴を出さずに咲いてくれそう。





エゾノゴゼンタチバナが実を付け、赤く色付き始めた。僅かの間に、シラネアオイの実が、大きく膨らんでいる。傷んだバイカウツギを生け替えようと、咲き始めたアワモリショウマにセージやミヤコワスレを加えて切り取り、水上げをした。





教室を済ませ、昼食を取らずに出かけたが、お目にかかりたかった作家数名のお名前が、芳名録に記されていた。版画家のYさんとは久し振りに話をしたかったので、残念だった。OさんからK・Kさんが再度お出かけ下さったと、知らされた。会期終盤なので、来訪者の流れが絶えない。私の到着を待って、裏の庭を散策されておいでだった、MIXY友のK氏が見えた。沢の小川でザリガニを見付けたと、携帯に収めた写真を見せて下さった。芸術の森美術館のY氏が見えた。K氏とお知り合いの様子だった。次々と現れる来訪者に話を合わせ、閉廊時間を迎えた。戸外へ出ると、未だ日中の高温の名残りが残っていた。慌ただしい午後だった。


シラン Bletilla striata ラン科