19, 06. 2919 イワオウギ
個展初日は、少し雲は多めながら、久々の青空が覗く天候となった。気温も一気に上がって、夏日となった。会場に運ぶ細々した物や、ギャラリー門馬にお住まいだった作家のMさんのご命日に当たる為、前夜作ったアレンジメントの花籠の荷物があって、最寄りの地下鉄駅からは、タクシーを使用した。それでも到着迄には、1時間半を要した。
開廊間もなく、友人のTさんが見え、その後切れ間なく来客があった。この画廊で個展をする契機となった友人の写真家Mさん、工房のK・Kさん、詩人のIさんが訪れて下さった。珍しく、近代美術館のS氏が、奥様同伴でお見えになった。最後は7時を過ぎて、現在個展開催中の作家Kさんが見え、企画展で以前一緒だった経験があったが、話をするのは初めてながら、目に真摯な光があって、創作に関して突っ込んだ佳い話が出来た。
上から、玄関前のスペース、階段を上ると、最初の展示室に入る。階段左側に、Oさんが置くことを薦めて下さった陶筥と案内状。
2室目の展示空間を2階から見下ろしたものと、この空間から2階を見上げた様子。
2室目から階段を下ると、庭が見える3室目の展示室となる。床から立ち上がった窓からは、鬱蒼とした緑の空間が見える。吹き抜け部分の窓からは、6時を過ぎても、陽が入っていた。
搬入前に咲き始めたイワオウギは、今朝庭に出てみると、盛りを過ぎたものもあった。清楚な花ながら、花期が短いのが惜しまれる。ギンロバイが咲き始めていた。バイカウツギがもう少し咲き揃うのを待って、焼き上がった水差しに入れたい。
イワオウギ Hedysarum vicioides sap. japonicum マメ科