28, 05. 2010 ハクサンチドリ


雨がちの曇天が続いている。気温も低い。3ヶ月間の長期予報が出ていたが、すっきりせぬ低温の夏となるらしい。ギャラリーのOさんが送って下さった地図を基に、ファイルを作成して案内状にペーストし、Netでプリントを注文した。仕上がりの日数を選択出来る。即日という項目もあって驚いた。

ファイルをWeb上から送る手続きで難儀を強いられた。マニュアルをプリントアウトして読み進んだが、手に負えない。諦めてファイルをCDにコピーし、速達で送った。

ハクサンチドリが開いた。数年前増えた芽を株分けしたら、ご機嫌を損ね、勢いがない。僅かに1株が細々と出るのみとなってしまった。野草の株分けは難しい。




庭の境界付近のチゴユリの間から、深い紫色のスミレが咲き出した。種は同定出来ていないが、色が良いので、少し増えて欲しいもの。ずっと以前からあった園芸種と思われるオダマキも開き始めた。




クリンソウの蕾が上がって来た。リシリヒナゲシも蕾を上げ、1輪花弁が見えて来ている。随分株が大きくなったが、株分けは難しいので、実生で増やそうと思っている。




ゾルリソウが蕾を上げて来た。上は青紫、下が白花のエゾルリソウ。葉の色が異なっている。




CDを郵送しに出かけた折、毎年見事に実を付けるリンゴの樹を見上げた。四十九号と思われる樹は花が咲き始め、インド林檎の樹は蕾が赤く色付いていた。




郵送を終え、東町公園に立寄った。途中のお宅の2本のフジが、見事に蕾を付けていた。根元がかなり太い白と紫色の藤ノ木。佐渡在住のMIXY友Kさんの日記に、数日前見事なフジの花の写真が載せられていた。佐渡はフジの多い所らしい。




雨模様の公園には、人影がなかった。サクラとコブシが終り、葉を広げたモミジに、赤く小さな花が咲いていた。咲き終わったキタコブシの傍で、トウグミの小さな花が咲いていた。




トウグミ    Elaeagnus multiflora var.hortensis グミ科
ハクサンチドリ Dactylorhiza aristata ラン科