04, 05. 2010 クリスマスローズ


昨日の晴れ間は午前中一杯で、午後は次第に雲が多くなった。強い南風が吹き、気温は上がっているのだが前日に比べると体感気温はむしろ低く感じられた。着彩と庭仕事を交互に進める。地面に張り付いた朽ちた落葉の片付けが、中々終らない。発芽を確認してからでないと、邪険に取り去る訳にもいかず、未だ時間がかかりそう。

ピンクの芽だったウルップソウが、紫褐色になり、中心に松毬の様な花芽を出して来た。昨年とは全く異なる場所に、アミガサタケが出て来た。何度見ても珍奇な姿の茸。





気に懸かっていたシロバナシラネアオイが、小さな芽を出して来た。土中から頭を持ち上げる寸前の姿。ピンクの花を付ける名称不明のカラマツも発芽し、少し背丈を伸ばして来た。昨年より芽数が増えている。ゴツゴツした根茎から、クジャクシダが芽を出した。ゼンマイやワラビの様に巻かれた芽の、アジアンタムの北限種。





クリスマスローズがほぼ出揃った。この先もう少し背丈を伸ばし、新しい葉を出すことになる。やがて色褪せて緑色を帯びるが、花期は長い。ヒマラヤユキノシタも茎を伸ばし、今が見頃となった。






2時少し前に、引いた礬水(どうさ)の乾きを待つ間に、散歩に出かけた。先日見付けたザゼンソウミズバショウを見て、東側の領域のコブシを見て来ようと思った。家の東の道を真直ぐ南へ向う。二番通りの南に広がる道営のアパート群の緑地に、ツクシが出ていた。一番通りから南の住宅地のコブシを見回る。あと数日は必要な状態だった。団地の南端の道を東へ向う。先日は見られなかったエゾエンゴサクが、スイセンやチューリップ、アジサイ等の間に咲いていた。窪地のミズバショウは仏炎苞が大きくなっていた。下に下りられないかと様子を見たが、傾斜がきついのと、朽ちて倒れている植物の長い茎が滑るので諦めた。




住宅街を一番通りへ戻り、東の沢伝いに公園へ出た。エゾノリュウキンカは一回り大きくなっていたが、かなり傷んでいた木道は通行禁止となっていて近付くことは出来なかった。前回殆ど姿を見なかったエンレイソウが、方々で花を付けていた。公園のキタコブシは、数輪先端にに白い花びらが見えているものがあったが、週末頃の開花かと思われた、


アミガサタケ   アミガサタケ科
クリスマスローズ Hellehorus orientalis キンポウゲ科