14, 01. 2010 広大な雪原 


坂の下を東西に走る道路は、バス通りにもなっているらしく、酪農学園大学の本校舎と記された建物の前には、バス停があった。冬休みを利用してのことか、大きな校舎は工事中だった。道路の北側に続く、国道から見えていた厩舎や倉庫群を裏側から見て歩くことになる。多くの施設に混じって、ホルスタインを象ったタンクと思われるものがあった。



道は真直ぐ西へ伸びている。右手に曲がる道があって国道へ通じていたが、西の木立が魅力的だったので、そのまま進んで駅へ向い、駅前からバスで戻ることにした。道の南側には広大な牧草地と思われる空間が南の原始林迄続いている。広々とした雪原は、表面の雪が輝いてキラキラ光っていた。道の左右の木立には、ヤドリギの姿が見られた。シラカバ、カラマツ等に混じって、大きなエゾノコリンゴの樹があった。未だ沢山の実を残していた。






道は更に西へ続く。駅へ向うのか、足早に歩く数人の学生に追い越された。暫く行くと予想通り、道は道立図書館の東を走る道路に突き当たった。道立図書館を見ながら道を北の国道の方へ曲がる。団地からの道路は、トンネルを抜けて大きくカーヴを描き、この道路に合流する。






夏場は広々とした芝生を斜めに横切って駅へ着くのだが、雪でそれは叶わず、国道を廻って駅へ向った。天候に恵まれ、2時間近くの気持ちの良い散歩だった。

薄曇りだった昨日日中は雪が降らなかったが、夜半に吹雪いたとみえ、壁には雪が貼り付いている。佐渡在住のMIXY 友のK さんは、昨日の日記に最大瞬間風速が、40kmを記録したと書かれておいでだったが、今の所雪は上がり、風もなく青空が見えている。陽光のある内に仕事を進めてしまいたい。