21, 11. 2009 雪空の下のツツジ 


昨日は気温が下がり、敷石の上の雪は10時近く迄融けなかった。居間の大きな開口部に近い部分から融け始め、やがて思いがけぬ晴れ間が出て、正午前にはすっかり融けて敷石も乾いた。その寒さの中、アタローは元気よく飛び出して行った。下写真手前の黒い斑点は、落葉とアタローの足跡。流石に足が冷たかったのか30分程で戻り、しきりに足裏を舐めていた。

3時過ぎの晴れ間の予報が出ていたので、モデルの調達を午前中に廻すべきかと迷っていたので、佳い時間帯の晴れ間は有難かった。今週取りかかったパーツの7割程迄、仕事を進めることが出来た。余り当てにはならぬが、来週は晴れ間が多い予報が出ているので、一気に仕上げてしまいたい。

一昨日同様、晴れ間は午前中のみで、1時を過ぎると薄暗くなって来た。区切りの良い所で仕事を止め、モデルの調達に出かけることにした。一昨日、郵便局から中央の沢へ向う途中で、何時も行く生花店を覗き、ケイトウの花がないことを確認していたので、北東にある2軒の生花店を廻ることにした。切れた文具もあったので、バス通りを廻ってから北東に向う順路を組み立てた。東のナナカマド公園を抜けて南のバス通りへ向う。住人がいなくなって更地になった土地のセイタカアワダチソウの色が抜けて、侘しさを助長させていた。公園のニシキギは、未だ実を残していた。




バス通りに出て、5年程前に出来た100円ショップで文具を調達した。南東の商店街に団地が出来た頃からあった文具と書籍を扱う店は、今年店を閉じてしまった。3軒あった文具店が次々と姿を消し、まともな文具は、札幌で調達せざるを得なくなった。駐車場と歩道の境の植込みに、季節外れの白いツツジが咲いていた。佐渡在住のMIXY 友の日記で、季節外れの秋に咲いた植物を、“小春咲き”と佳い表現をされておいでだったが、この様な雪空ではそれもなるまい。




進路を北に取って、北東のスーパーにある生花店を目指す。秋に見付けた大きなナツハゼは、未だ黒い実を付けていた。見知っている中では、最も見事なベニシタンは、葉も赤く染まっていた。ケイトウは見付からず、もう1軒の三番通りの生花店を覗きに西へ向う。色は異なったがケイトウを見付け、白樺公園を通って戻った。夏には輝いていた小鳥の家のオブジェが、うら寂しく見えた。




今日は雪の予報。昨日よりは気温が高いのか、牡丹雪が降り始めた。