16, 11. 2009 思いがけぬ晴れ間


昨日の雨と曇の予報は上手く外れて、10時前には一昨日来の雨が上がり、雲が切れて青空が広がった。制作には絶好の日和となったが、制作は今日の午後迄お預け。時間が早い到着なので、来客を迎える準備をして過ごした。

当初のメッセージでは午前中とのことだったので、9時か10時頃かと判断し、昼食を準備しておく旨を伝えるメッセージを返送した。その後再度メッセージが入り、札幌到着が6時5分とのこと。早朝に大きな荷物を持って、何処かで朝食を取られるのも大変と思い、そのまま当地に直行される様にメッセージを送った。

我家の朝食は7時半なので、時間的には問題ないが、全く見知らぬ方との会話は不得手な人間ばかりなので、駅迄Nさんを迎えに出かけている間に家族は早めに食事を済ませ、N さんをお連れしたら、夜汽車で見えることでもあり、シャワーでも浴びて頂いて、その間に朝食の準備をする段取りを立てた。ありふれた食材でも、僅かな工夫や手をかけることで美味しく戴けるので、調理は嫌いではないが、続けて2食を準備するのは経験もなく、正直少々気が重い。朝食を和風に、昼食を洋風に献立を考え、食材を求めに北東にあるスーパーへ出かけた。

殆どのお宅が冬囲いを済ませて、庭木は窮屈そうに縛り上げられていた。最近は殆ど見かけなくなった、筵でしっかり樹を包んでいるお宅があった。以前は何処のお宅もこの様な冬囲いをしたものだが、温暖化の影響で冬の厳しさが和らいで来ているので、化学繊維のネットを巻かれるお宅は見かけるが、この様な冬囲いは珍しくなって来ている。



秋に輝いていたウメモドキがすっかり葉を落とし、実だけが残っていた。以前種苗のお仕事をしておいでだったお宅は、冬囲いは一切されず、カシワバアジサイが地面に付きそうに垂れ下がっていた。




北の三番通りに出ると、先日見付けた赤い実の樹が、半分程実を残していた。小さな赤い実が中央分離帯に落ちていた。この様に沢山の実を付けるのだから、花にも気付きそうなものだが、記憶がないのは、目立たぬ花なのかも知れない。



あちこち廻られながら北上される様子なので、外食続きで野菜不足が予想されたので、野菜を多く使用する献立を立てた。買物袋は、野菜でずしりと重くなった。朝食の為に、キャベツと蕪、胡瓜に生姜を入れて浅漬けを漬けた。もう20年以上使用している浅漬け用の容器。水が上がったところで密閉容器に移し替え、冷蔵庫に保存すると、4・5日は美味しく戴ける。下ごしらえが必要なものも、準備を終えた。最低限の準備は完了したので、後は会話を“ご馳走”にして頂こう。




枯れかかっていたシオンを生け替えた。季節の花は何も見付からななかったので、仕方なく春の花のストックを3種とアンスリュームを買求めた。僅かに未だ生気が残っていたシオンも入れておいた。今日の夕刻には、所用あって甥がロンドンから一時帰国することになっている。慌ただしい一日となりそう。