14, 11. 2009 素敵な吊り花


予報に反して、昨日は雲が広がり明るい陽光は望めなかった。ゴミ袋を出しに外へ出たが、風が冷たかった.一昨日段取りをしておいた小品を、何とか粘って仕上げた。

先週のモデルの花が傷みかけていたので、3時を過ぎて南西の商店街にある生花店に出かけた。今月は適当なものが見付からず、仕方なくフォックスフェイスにオレンジ色のケイトウを合わせ、周囲にカリンと柚子を置いた。



近所のお宅の吊り花が、色付いていた。以前は規格の三角屋根のブロックの住宅だったが、10年程前に取り壊されて、新しい家に建替えられた。黒いマットの壁に、赤味を多く含んだ茶のライトレッドの柱と扉がアクセントにデザインされた住宅となった。

玄関脇のカーポートの柱に、数種の植物を寄せ植えされた吊り花が架けられてある。大分以前に亡くなられたお義母様は、華道をお教えの方だったが、若奥様も華道の素養がある方らしく、玄関周りは何時見ても楽しい。夏場はライトレッドの柱が少々強烈に感じられるが、周囲の色が失せ始めるこの時期には、俄然精彩を放って来る。





白樺公園の手前の、大きな林檎の樹の実は既に収穫され、ご主人が高い脚立に跨がって、剪定をされておいでだった。多くの実を付ける為には、手入れも大変らしい。白樺公園は、殆ど色が失せていた。僅かに西の外れにあるエゾノコリンゴが、雪で凍って実が割けた姿で残っていた。




一昨日の琴似の情景とは大違い。すっかり冬枯れの風景となっていた。