28, 09. 2009 タカノハススキ
良く晴れて暖かかった昨日とは異なり、今朝は曇り空で風も強い。雨の予報も出ていて、予想最高気温は18度。一気に4度も下がった。秋の進行は、加速するものと思われる。
南東の角に植えてあるタカノハススキが、穂を開き始めた。強靭な植物で、じわじわと範囲を拡大して来るので、数年に1度周囲の根を切詰めている。昨秋、西隣に福岡からお送り頂いたシロバナミズヒキの種を蒔こうと、強めに切詰めを行ったので、今年は穂の数が少ない。穂の開き初めの赤味を帯びた頃が、姿が佳い。
写真を撮ろうとして、隣家の庭からウドが伸びてススキに絡まっているのを見付けた。もう黒い実が落ち始めていた。
二番咲きのキキョウや、咲き遅れのハナトラノオ、満開になったイヌサフランで、庭は最後の華やぎを見せている。
長い間楽しませてくれたナツエビネは、頭頂迄花を開き直立した。5月から次々に花を開いていたリシリヒナゲシも、最後の蕾を開いた。再度種を収穫して、友人達に送ろうと思っている。
イヌサフラン Colchicum autumnale ユリ科
ウド Aralia cordata ウコギ科
キキョウ Platycodon grandiflorus キキョウ科
タカノハススキ Miscanthus sinensis Zebrinus イネ科
ナツエビネ Calanthe reflexa ラン科
ハナトラノオ Physostegia rirginiana シソ科
リシリヒナゲシ Papaver fauriei ケシ科