26, 09. 2009 アジサイの変容


天候の崩れは思いの外早く回復し、昨日は秋晴れとなった。朝の気温はじわじわと下がって来ている。今日の日中の最高気温は、20度の予報が出ている。この先、20度を上回る日が急速に少なくなって行くのだろう。今朝も寒くて落ち着かず、ストーヴの火を入れた。

庭の花木は、アジサイを残して、全て剪定を終えた。アジサイは、花の後直ぐに剪定した方が翌年の花付きが良いのは分かっているのだが、秋に色付くアジサイを楽しむ為に放置してある。夏に白い花を付けるアジサイは、ピンクから赤に染まり、青い花を付けるアジサイは、一旦青い色が抜け、やがて深々としたシックな秋の色に衣替えをする。同じアジサイを、時間をおいて写真を撮ってみた。装飾花が大きな玉を形成するアジサイを3本、手前の2本が色が抜け始め、奥の1本が未だ青い段階から始めた。




色が抜けたアジサイが、赤味を帯びた紫色に染まり始める。億の1本は色が抜けて、白くなって行く。





夜分の気温が更に下がり、霜が当たると、紫色を帯びた茶色のマルスヴァイオレット迄、色は深まって行く。衣装替えしたアジサイは、切り取っても花びらが縮まず、そのままドライフラワーとなる。来月のモデルには、秋の色に染まった、アジサイドライフラワーを使用しようと思っている。


アジサイ Hydrangea macrophylla f. macrophylla ユキノシタ