11, 09. 2009 ナツエビネ


良く晴れ上がった昨日は空が青く澄んでいたが、風が強く気温も上がらなかった。最高気温が20度強。日向は暖かかったが、日陰に入ると肌寒かった。

過日1輪花を開いた姿を登場させたナツエビネが、花序の頭頂近く迄花を開いている。遅れて出た花序は、未だ3分の1程が項垂れているが、度々の雨で、早く開いた花が朽ち始めて来た。昨年入手した折は、これ程花数は多くなかったが、植え込んだ場所を気に入ってくれたのか。花数がかなり増えた。ヤグルマソウの前の、シラネアオイと背丈の高くなるクリスマスローズに囲まれた場所。長い間図鑑で美しい姿を眺め、冬の厳しい当地では育たぬ種と思っていただけに、しっかり根付いて、多くの花を付けてくれたことが、殊の外嬉しい。






細長い宇宙人?の手指を連想させるチョウジソウの実が膨らんで来た。細長い莢が、はち切れそうに膨らんで色付き初めている。葉の黄葉が始まり、莢に裂け目が入る頃が、採取に適した時期となる。




チョウジソウ Amsonia elliptica キョウチクトウ科
ナツエビネ  Calanthe reflexa ラン科