02, 09. 2009 ナガボノシロワレモコウ


列島への接近が報じられていた台風は、早めに東への角度を増し、10時過ぎから覗いた青空は見る間に領域を増して,午後には全く雲のない見事な秋晴となった。空が高く、気の遠くなるなる様な澄んだ青空だった。明け始めた今朝の空は、柔らかな青だが、雲は見当たらない。地平線に近い位置が、僅かにピンクを帯びている。

花の数が減った所為か、蜂の姿は消えて、トンボばかりが目立つようになって来た。未だアキアカネの姿は見受けられないが、近付いても余り逃げない。ナガボノシロワレモコウが咲き始めた。長い円筒状の花穂に、びっしり並んだ白い小さな花は、花弁ではなく萼の集積。咲いた姿よりも、咲き出す前の花穂の姿が好ましい。




南側のカラマツの垣根の伸びた枝を切詰めた。新芽が2m近く伸びて、モンスター状態。4本切詰めてゴミ袋が一杯になり、集荷場所まで運んだ。あと10本程残っているので、追々に切詰め作業を進める。カラマツに隠れていたオオウバユリが、姿を現した。実がはち切れそうに膨らんでいる。やがて、茎も実も茶色に枯れて、実が割れ、中の種をまき散らすようになる。先に登場させたシュウメイギクは、高い位置の蕾が開いて、賑々しくなって来た。せっせと切って生け、秋仕舞いの折の切詰めの分量を減らすことを心がける。





オオウバユリ      Cardiocrinum cordatum var. glehnii ユリ科
シュウメイギク     Anemone hupehensis キンポウゲ科
ガボノシロワレモコウ Sanguisorba tenuifolia var. alba バラ科