01, 09. 2009 アサギリソウ


台風が北上しているが、昨日は風もなく、気温がぐんと下がった。今朝も風はなく、薄曇りの状態。関東地方や東北地方への接近が予測されているが、早く東に逸れて欲しいもの。

綺麗な半円球を形成していたアサギリソウが、頭頂に目立たぬ花序を付け、重みで半円球が乱れて来た。全体絹毛に包まれる姿が、名称の由来の植物。手触りは滑らかで、ヨモギの匂いがする。5mm程の小さな筒状花を付ける。





エゾリンドウも開き始めた。植えっぱなしの所為か、元気がない。毎年80cm位に伸びて、佳い切り花を提供してくれていたヤマシャクヤクの傍のエゾリンドウは、虫に花芽を食べられてしまい、ほぼ壊滅状態。家の東側のエゾリンドウも、茎が細く、屹立せずに寝そべっているものが出て来た。花期が終ったら植え替えをしてみようと思っている。





キンコウボクの実が赤味を増して来た。更に赤味が強くなり、やがて濃紫色となる。ニシキギの実も膨らんで、僅かに色付き始めた。葉の紅葉が始まる頃には、真紅の艶やかな実となる。




アサギリソウ Artemisia schmidtiana キク科
エゾリンドウ Gentiana triflora var.japonica リンドウ科
キンコウボク Michelia champaca モクレン
ニシキギ   Euonymus alatus ニシキギ