14, 08. 2009 サギソウ

 
 

盆の入りの昨日、久々の雨は長雨とはならず、夕刻には上がった。20度前後に予想されていた気温も、予想程は下がらなかった。今日から晴れ間の出る予報が続いているので、農作物には佳い雨になったと思われる。古来気象条件が相手の営為とは言いながら、異常気象や水害等の災害で、営為が不意になってしまうのを目にするのは、余りに痛ましい。

一昨日から、サギソウが開き始めた。降雨による傷みを心配したが、幸いやわらかな雨で、雨の中でも1輪、1輪と数を増した。4輪迄写真に収めたが、今朝は更に増えて、6羽の白鷺が舞っている。



根を延ばしての生え広がり方、必要な水分の量などを把握出来たので、絶やさずに育てられそうな予感がする。



雨上がりの庭には、蜂の飛来が多かった。ルリタマアザミに、大小様々な姿の蜂が群がっていた。丸く肥えた蜜蜂の他に、細長い2cm程の蜂も混じっている。小さな花の集積で、蜜が多いとは思われないが、花に取り付いた蜂は、中々動かない。見かけとは異なり、良質の蜜を出すのかも知れない。セッコウボクで、何時ものバトル。2匹の青虫を、蟻の巣へ運んだ。早々と紅葉を初めていたナツハゼの葉に、穴があいている。良く見ると、禍々しい色と姿の毛虫がいた。3匹捉えて、これも蟻の巣へ直行。雨上がり高温になると、虫の数が増えるので、数日は虫との闘いが続きそう。




サギソウ Habenaria radiata ラン科
ナツハゼ Vaccinium cidhami ツツジ