13, 08. 2009 ネジバナ


夜半からの雨が降り続いている。久々の雨。今日、明日と雨の予報が出ていたので、昨日午前中に墓参りを済ませた。近くには従兄の家の墓もあって、伯母が眠っているので、毎年一対ずつ2組の花を用意する。初夏の長雨の影響でキキョウもストケシアも開花が遅れ、多くの種類で容易に花束を作ることが出来た。

ひょろりと細い花序を延ばして、ネジバナが咲き始めた。以前あったミヤマモジズリが消えて、代わりに植え込んだもの。最初は花序が1本だったが、昨年から2本の花序を出す様になった。昨年同様、何故か小さめの花序の花は白い。根元の株も少し増えているので、もう暫くこのままの状態で株を増やし、ピンクの花の株と白い花の株を分けようと考えている。




墓参りに持参する花を切り集めていて、ナツエビネにもう1本花芽が出ているのを見付けた。最初に出た花芽は湾曲して、蕾が分かれ始めた。新たな花芽は、反対側の葉組の中央から出ている。しっかり屹立して、花を開いて欲しいもの。




アトリエの東側で、コムラサキが小さな花を開いている。葉の脇から花序を上向きに僅かに延ばし、小さな花の集積を付ける。良く見ると繊細で複雑な形をしているのだが、花は小さく膨大な数になるので、花を愛でるよりは、艶やかな赤紫の実の方に惹かれる。



コムラサキ Callicarpa dichotoma アカネ科 別名 コシキブ
ナツエビネ Calanthe reflexa ラン科
ネジバナ  Spiranthes sinensis var. amoena ラン科 別名 モジズリ