22, 03. 2017 薄暗い一日


春分の日は快晴だったが,一夜明けた昨日は,全く陽の射さぬ暗い一日となった。ねっとりと灰色の雲が広がり,陽も漏れて来ない。仕事もならず,本を読んだり手仕事をしたりして過ごす。雨に見舞われた東京で,全国に先駆けて桜の開花宣言が出された。例年より,5日早いとのことだった。

2時少し過ぎに,散歩に出かけた。住宅街を南西に向かう。道路と塀の間に,水仙やチューリップの芽が並び始めた。雪に埋っていた木蔦が,彼方此方で姿を現していた。
雪割りをする人々の姿が見られた。庭の雪もすっかり割られているお宅もあった。






中央の沢の遊歩道に入る。此処の遊歩道は,砂利が敷かれていて水捌けが良い。中央の階段から、沢を見下ろす。流れは皆見えていたが,未だ雪は残っていた。晴れると輝く梢も,陰鬱な色を見せていた。住宅街を北東に戻る。シデコブシの芽が大きく膨らんでいた。最上部の写真も,シデコブシキタコブシの芽も,随分大きくなって来ていた。赤味の強いハナズオウの芽が,膨らんで来ている。葉よりも花が先に咲くので,花芽ということになる。力仕事を嫌ったのか,融雪剤を撒いているお宅を見かけた。







今朝も曇空。雲の間から,僅かに青空が覗いている。予報の雪は降らなかったが,明日まで好天は望めそうにない。