01, 04. 2015 薄暗い一日


弥生末日の昨日は、陽が射さぬ薄暗い一日となった。仕事もならず、手がけた手仕事を始める。3月の道内は道東が荒れたが、真冬日になった地点がなかったと、報じられていた。温暖化は、確実に進行している。付属が不足して、午後から買い求めに札幌へ出掛けた。

駅前で付属を買い求め、生花と茶菓を買って戻ろうかと思ったが、ハナノキを見て来ようと、道庁へ向かう。銀杏の冬芽が膨らんで伸びていた。北側の池の傍には、松毬が数多く落ちていた。枯れた花序が残っているヤチダモを見上げる。大きな葉の樹なのに、冬芽は目立っていなかった。ハナノキの芽は分離して、赤い色が見えていた。好天なら輝いて見えただろうに。






雪が融けた南の池の周りでは、マガモがよちよちと歩いている。人を恐れる気配が見えない。南門傍のハリギリの冬芽も、余り膨らんではいなかった。葉の大きな樹々は、芽の動きが遅いのだろうか。何時になく鳩の姿が多かった。鳩も余り人を恐れる様子が見えない。人通りの多い大通公園を歩き廻っている鳩を思い出した。遠征して来ているのかも知れない。駅前に戻り、生花と茶菓を買い求めて戻った。






昨夜雨が降ったらしく、敷石の境目が黒く濡れている。今日は晴の予報が出ているが、未だ雲が広がっている。桜前線が北上している本州は、今日は雨の予報。折角の桜が散ってしまうのではと、気に懸かる。」