12, 01. 2012 風冷たく


最低気温が-10度を下回ると報じられていた昨日は、朝から良く晴れた。ガラス窓の結氷の様子を見ると、それ程気温は下がった様には見えなかった。前日成形したオブジェの形が気に入らず、崩して粘土を練り直した。焼成していなければ、何度でも練り直しが可能なのは、和紙とは大いに異なる。散歩をしながら考えた形に、平板を作り直してみた。

平板が乾く間に、夕食の素材調達を兼ねた散歩に出かけた。眩しい程の陽光ながら、吹く風は冷たかった。サクランボの冬芽が、少し膨らんでいた。南西の雲が雪を孕んでいる様に思われた。北の沢まで行って、北へ向う積りだったが、300m程手前で沢の方向を見ると、沢の北側が原野になっている為か、晴れているのに地吹雪で霞んでいた。





手前の道を北へ向う。葉よりも先に花を付けるレンギョウの花芽は未だ固かった。住宅が切れた位置から原野を眺めた。北西の山並みは見えていたが、南西の山々は雲で霞んでいた。煙りの様な雲の下は、雪が降っているのかも知れない。




小公園が並ぶ道を東へ戻る。北の原野からの風が強い地帯の為か、降り積った雪に風紋の様な襞が出来ていた。小公園は何処も雪捨て場と化し、堆く雪が積上げられていた。




日暮てから雪が降り出したが、今朝は雪は止んで良く晴れている。ガラス窓の結氷は、昨日よりも厚く大きい。