10, 01. 2012 彩雲と夕焼け


朝方空を覆っていた雲が切れ、正午過ぎに一時雲が出たが、昨日は青空が広がる佳い天候となった。新たな小品に取り掛かる。暖かいのか、梅の樹から時折雪が落ちていた。各地の成人式の様子が、ニュースで報じられていた。華やかで盛大になった成人式。以前は、誕生日が成人式と重なっていた。もう故人となられた大学の先輩が数人訪ねて来て下さって、立派なアルバムを戴いたのを思い出した。学生時代の写真を貼り込んである。

一工程を終え、二工程目の平板を貼付け、2時過ぎに散歩に出かけた。雪が緩んで暖かかった。彼方此方ののお宅で、雪片付けをされる人々の姿が見られた。大きな量塊の雲が南へ去って、陽が射し始めて来た。シラカバ公園を南へ抜ける。小学校前の広場では、運び込まれた雪の山を、ショベルカーが崩していた。昨年程ではないが、雪の山が結構高くなって来ている。




緑地帯を南へ進み、鉄道林前の道に出る。南向きの庭のお宅の生垣にも氷柱が下がり、先端から水滴が落ちていた。道を西へ進む。南西に彩雲が出ていた。エメラルド グリーンが美しい彩雲だった。




駅前のスーパーで日用品を買い求め、中央の沢を渡って東の遊歩道を北へ戻る。陽が大分傾き始めていた。遊歩道を離れ、シラカバ公園まで戻った折、真っ赤な陽が家並の向こうに沈んで行くのが見えた。壮大な夕焼けだった。




昨夜降雪があって、庭の樹々の綿帽子が一段と大きくなっている。また強い寒波の襲来とか。雪はもう充分なのだが。