07, 11. 2020 宿木を見ながら

昨日は最高気温17度と暖かくなったが、陽の射さぬ薄暗い一日だった。9時過ぎに庭の切り詰めた植物をゴミ袋に詰め込んで、集荷場所に運ぶ。灯りを点けて手仕事の続きをしていたら、不足の物が出て来た。

昼食後不足の品々を買い求めに、北西のARC OASISへ向かった。落ち葉の絨毯を踏みしめて、北の沢の遊歩道を降りる。3番通りに出て沢の池を覗くと、マガモの群がいた。今年は鳥の数が多く、滞在期間が長い。中学校の北側の樹々の葉が落ち、ヤドリギが見えていた。帰りは、中学校の南側を通ることにした。

寒くなると北風の強い道を歩くのは厳しいので、店舗で必要なものを考えながら買い込む。3番通りに戻り、中学校の西の通りに入る。大きなヤドリギを付けた樹々が、並んでいた。実が未だ緑色の所為か、良く見えなかった。南の通りに入り、ヤドリギを見上げながら、東へ戻る。中学校の東側にはイチョウの樹々が並び、枝も地面も、黄色く輝いていた。イチョウの東側に並んだ樹々にも、数多くのヤドリギが見えていた。

北の沢の西の遊歩道を通って戻る。沢の東へ廻ると、僅かに薄日が見えていた。夕刻まで陽は照らなかったが、昨夜は星が見えていた。今朝もよく晴れていて、最高気温19度の予報が出ている。

06, 11. 2020 夕暮れの散歩

先日二戸建ての官舎の隣に住んで、その後弟の設計事務所に設計を依頼して団地に住んでいた教え子が、訪ねて来てくれた。今年50年を超えた住宅は、新たな家に生まれ変わっていたのを、散歩で知っていた。新築祝いとして小品を届けようと、昨日1時半過ぎに訪ねた。南の歩道脇の住宅が出来上がっていた。葉が小さく薄い藻モミジが、佳い色を見せていた。

居間と厨房がワンルームとなった開放的な気持ちの佳い空間だった。初めてお目にかかるご亭主が、旧満州の大連で過ごされた方で、遠い記憶を呼び覚まされ、つい長居をしてしまった。辞して戸外へ出ると、もう陽が傾いていた。緑地帯を北へ戻る。シラカバに寄生したヤドリギも、赤い陽を浴びていた。屋並みの向うに、大きな陽が落ちて行った。殆ど葉が落ちたしらかば公園を、北東に通り抜ける。西の空に、残照が見えていた。未だ緑の葉を残したモミジがあった。

戦後の世代が昭和12年の満州の旅を想定した、「満州鉄道まぼろし旅」という本をお借りして来たので、読むのを愉しみにしている。今朝は、昨日同様よく晴れて、気温が17度迄上がる予報が出ている。

05, 11. 2020 色のない世界へ

前夜から雪の予報が出ていた昨日は積雪はなく、9時過ぎには雲間から青空が覗き始めた。晴れている内にと、9時半過ぎに夕食の素材を買い求めに出掛けた。ななかまど公園入口傍のシラカバに、鳥の巣らしきものが見えていた。

公園の遊歩道を、南へ向かう。樹々の葉は大半落ちて、色のない世界が、始まっていた。南の公園傍の建築現場では、土台の上に作業用の足場が組み上げ始めていた。東のひよどり公園のハリギリは、殆ど葉を落していた。

沢に沿って、北へ向かう。あかしや公園の樹々も、殆ど葉を落してしまっていた。輝いていた沢の樹々の葉が、輝きを失っていた。2軒のスーパーを廻り、買物を済ませて戻る。ななかまど公園の遊歩道脇の、レンガの家の建設現場に立ち寄る。煉瓦が運び込まれていた。煉瓦を積んでいる作業員の姿があった。矢張り、土台の外側のスペースに、煉瓦が積まれていた。

正午のニュースで、札幌の降雪の様子が紹介されていた。山際の札幌や山に入った定山渓、中山峠などは、降雪に見舞われていた。

04, 11. 2020 満点星躑躅燃える

昨朝の雨は長くは続かず、9時過ぎには雲間から青空が覗き始めた。晴れている間に歩いて来ようと出かける。作っておいた満杯のゴミ袋を集荷場所まで運び、北西へ向かう。彼方此方のお宅の生垣のドウダンツツジが、真っ赤に燃えていた。

しらかば公園を西へ抜ける。中小路のスウェーデンハウスが1軒と、東端の1軒が出来上がっていた。3番通りを越えて、北の住宅街に入る。小公園のポプラの葉が黄ばんで、かなりの葉が落ちていた。

団地の北端から、北西の山並みを見渡す。手稲山がくっきり見えて、その少し南のヤマの奥に、頂が白くなった山が見えていた。小樽の奥の山だろうか。

落葉で空が明るくなった、北の沢の遊歩道に入る。沢を離れて、住宅街を南東に戻る。雪の予報が出て、彼方此方のお宅の前で、冬タイヤに交換する人々の姿があった。昨秋根元まで切り詰められて葉が出るのが遅れていたヤツデは、今年は蕾を付けなかった。

今日の最高気温は、ぐんと下がって、7度の予報。夜分に雪の予報が出ていたが、雪が降った形跡はなく、雲間から青空が覗いている。

03, 11. 2020 落葉降り積もる

昨日午前中は雨の予報だったが、朝方の雨は8時過ぎには上がり、雲間から時折、陽が洩れるようになった。雨が上っている間に歩いて来ようと、出かけた。しらかば公園を、西へ抜ける。公園は落ち葉が降り積もっていた。

住宅街を、西へ向かう。コンクリート塀に絡んだツタが、佳い色に染まっていた。突き当りの北の沢の樹々の梢が、寂しくなっていた。

南へ向かい、2番通りに出る。中央の沢の池を覗くと、驚いたことにマガモの姿があった。全体の数は減っているので、後から飛来した群かも知れない。水面には、水藻が広がっていた。

駅前のスーパーで、焼き菓子を買い求めて戻る。シラカバの梢には、葉がもう無かった。落ち葉が増えた、鉄道林前の道を戻る。沢の東の遊歩道に入る。落ち葉が、絨毯の様に降り積もっていた。

夕刻また雨が降ったが、今朝は止んでいる。今日の最高気温はぐんと下がって、12度の予報。深夜には雪が降る予報が出ている。

02, 11. 2020 次第に色褪せて

昨日は最高気温15度と、この時期としては高めの気温だった。洗濯機を仕掛け、雨の心配は無さそうなので散歩に出かけた。梢が寂しくなった街路樹のシナノキを見ながら、南へ向かう。歩道脇のお宅のマルメロが、梨の様に大きくなっていた。

南の住宅街を、南東に向かう。エゾノコリンゴの実よりも小さく、柔かそうな実を付けた木があった。鉄道林前の道に出る。国道を走る車が、良く見える様になって来た。

東のハルニレのある公園を通り抜ける。ハルニレは葉が黄ばみ、大分落ちていた。日時計のある公園を、北へ抜ける。東の沢の樹々も、葉が少なくなっていた。

1番通りを、西へ戻る。先日出来上がった住宅の西側には、別の姓の表札が出ていた。住宅街を、北西に戻る。日陰に咲き残りの白いキキョウがあった。何時から開店なのか、2番通りに出来たドラッグストアには、カーテンが引かれていた。歩道脇のお宅のマルメロは、殆ど実を落としていた。

先刻から、薄暗い空から雨が降り始めた。日照は期待できそうにない天候なのに、今日は18度の最高気温の予報が出ている。

01, 11. 2020 雪の予報が出た

昨朝は雲が多かったが、9時過ぎに雲が開けて来た。日差しのある内にと、夕食の素材を買い求めに出かける。南の住宅街を東へ進むと、突き当りのひよどり公園のハリギリは、葉が半分程になってしまっていた。東の沢のカラマツの葉が、黄色くなり始めていた。

彼方此方のお宅で、冬囲いが進んでいた。写真を撮ろうと思っていたアメリカヤマゴボウやウドも、切り詰められてしまっていた。東のスーパーで買物を済ませ、西のスーパーへ向かう。この一帯の中央分離帯の樹々は、未だ切り詰められていなかった。西の分離帯の樹々は高さが揃って、まるで巨大な生垣の様だった。

買物を済ませて戻る。レンガの家に立ち寄った。内壁が貼られていた。土台を見ると、少し出た部分がある。恐らくこの部分に、煉瓦が積み上げられるものと、思われた。新築が続いている道路の最も東に出来た住宅には、車寄せが出来がっていた。道路脇の雪柳の葉が、佳い色に色付き始めていた。

午後に、庭の片づけを進めた。今週水曜日には、雪の予報が出ている。切り詰めはほぼ終わったので、後は切り詰めた植物をゴミ袋に詰め込めばよい。