05, 09. 2020 陶の現代美術

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昨日は、午後から雨の予報が出ていた。過日志野の茶碗を譲って頂いた陶の作家から個展の案内状を頂いて、その初日に当っていた。出掛けるのを躊躇っていたが、11時過ぎから雲が開け、陽が射してきた。雨の心配は無さそうなので、バスと地下鉄を乗り継いで、西の山際にある画廊へ出かけた。

 

地下鉄の駅を出て、西へ向かう。山近くを通る環状線前の小料理屋の玄関前の植え込みが佳かった。僅かな面積ながら、緑があると落ち着く。樹には、ヤマボウシの実が赤くなっていた。西端の道を、北へ向かう。ニワウルシの花序が、色付いていた。

 

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会場に吊るされた数本の棟の作品は、見事だった。枯枝や人骨をも想起させる陶の物体が、吊り下げられていた。平面上の作品も並んでいたが、断然立体作品が佳かった。

 

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地下鉄で中央迄戻り、南1条で買物を済ませ、大通公園に出る。大通公園のニワウルシも、色付き始めていた。ニュースの度に喧伝されている台風10号が、沖縄に近付いている。瞬間最大風速80mなど、想像も付かない。大きな被害が出ないことを祈るのみ。

 

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