22, 05. 2019 白い藤の花
列島を駆け抜けた豪雨と強風は、太平洋上と大陸にある高気圧に挟まれた、南北に長い前線の仕業だった。大荒れは予想されていたので、多めに撮っておいた庭の植物の写真を載せる。
エサンツツジの西側で、キバナシャクナゲが咲いていた。初めてこの花を目にしたのは、高校時代に希望者だけが連れて行かれた大雪山登山の折。層雲峡で一泊して登った黒岳のお花畑で咲いていた。帰って写真を見せて父に話すと、数日後にはキバナシャクナゲが植えられた鉢が、棚に仲間入りしていた。矢張り高山種のチングルマも咲き始めた。東側の境界近くではコンロンソウが咲き始め、姿の佳いチゴユリも咲きはていた。
昼食後に、朝からの雨が止んで雲が少し高くなった。この機を逃すまいと、散歩に出かけた。数多くの実を付けていたボケが、満開状態になっていた。少し東のお宅の白いフジが、佳い姿を見せていた。ナナカマド公園に、北から入る。オオヤマレンゲの白い花弁が、覗き始めていた。
長大な前線は太平洋上に去って、今日は全国的に晴れの予報が出ている。気温も23度と、寒さは免れそう。