25, 08. 2018 吊花実る


徳島から瀬戸内、中国地方を通り日本海に抜けた台風20号は、近畿地方に多大の被害を与えた。地滑りで線路が崩落したり、河川の氾濫で広い範囲が水の被害を受けていた。ゴミの集荷日だったので、少しゴミが入った袋を持って庭に出た。咲き始めのルリタマアザミを残し、茶色に変じた花を切り詰めてゴミ袋に詰め込んだ。家の東側は、大分すっきりした。

シュウメイギクが咲いていた。タマノカンザシの花序が、僅か1本しか上がっていなかった。植えっ放しにすると、勢いが無くなるのだろうか。姿は悪くないが余り増えて欲しくないカクトラノオは、西の境界付近を占領していた。





午後は雨の予報が出ていたので、10時過ぎに手仕事の小物を買求めに出掛けた。ナナカマド公園を東へ抜ける。新築現場では、土台が立ち上がっていた。斜めの棚のブドウは、益々実を大きくしていた。先日薪を収める棚が造られていた奥に、割られた薪にビニールシートがかけられていた。また棚を造るのだろうか。





小物を買求めて戻る。歩道脇に、真っ白い茸が出ていた。隆盛を誇っていたノラニンジンも、大分萎んで種子に変化し始めていた。未だ雨は大丈夫そうなので、少し回り道をしてツリバナを見上げる。赤く色付いた外皮が割れて、朱色の種子が見えていた。花は緑色で目立たないが、実は鮮やか。大きな株のシロバナハギに、蕾が見えていた。






3時過ぎから降り始めた雨が、今朝も降り続いている。大陸に向かっていた台風19号も、北海道に接近しているので、被害が出ぬ様に祈るのみ。