22, 11. 2017 凍てつく道


浮雲は見えているが、昨日も青空が広がった。本を読んだり、手仕事をしたりして過ごす。1時半過ぎに、散歩に出かけた。前日より暖かい筈だったが、風が出た分、体感温度は低く感じられた。路面は、除雪車が削った状態で凍結していた。丘陵地に造成された団地なので、道路は傾斜がある。足を上げて滑ると大変なことになるので、重心を爪先の方に取り、摺り足で歩いた。

前日同様、西の空には彩雲が見られた。シラカバ公園を北へ抜けて、北の住宅街を歩く。団地の北外れから、雪を原野に押し出す人の姿があった。上空は晴れていたが、西の空は雲が厚く、手稲山が何とか見える状態だった。





団地の北端の道を、西へ向かう。キウイに、丸い冬芽が出ていた。北の沢の遊歩道へ続く道を、南へ戻る。遊歩道へ入る前に、少し西へ回り道して、池を覗いた。池は凍り付いていた。





遊歩道を南へ進み、木蔦を思い出して遊歩道を離れる。大半は雪に埋っていたが、実を落とした枝先が首を上げていた。殻が開いて実が殆ど落ちたコマユミに、僅かに残った赤い実が見えていた。新たな命も見え始めている。モクレンの冬芽が銀色に輝き、西から通り抜けたシラカバ公園の白樺には、雄花が見えていた。







今朝は薄雲りで、強い南風が吹いている。最高気温は7度で、午後には雨が降る予報が出ているので、白い世界は消失することになりそう。