01, 11. 2017 色褪せる外界


午後から晴れる予報が出ていたが昨日は雲が多く、晴間が広がったのは夕刻近くになってからだった。僅かな晴間に少し仕事を進めたが、持続しないので諦めた。駅前のスーパーへ、お八つの焼き菓子を買求めに出かけた。前日程ではないが風が強く、陽の通り道には次々と大きな雲が流れて来ていた。南の住宅街のイチイの樹に絡まった葡萄に、僅かに実が残っていた。鉄道林前の道を、西へ向かう。道の両側の樹々の葉は、殆ど路面を覆っていた。



買物を済ませて、中央の沢の階段を降りる。沢全体が褐色となり、沢の東の空が広がって来ていた。沢の東の遊歩道を、北へ戻る。暗かった遊歩道は、陽が射すと樹々の影が縞模様に走る。落葉松林が近付くと、遊歩道の路面は細い針の様な葉で覆われていた。







2難通りを越えて、北の沢の遊歩道に入る。樹々の葉は殆ど落ちて、葉が残っているのは楓や欅のみ。沢を離れて、住宅街を東へ戻る。キヅタも実が落ちて、最終盤だった。すっかり葉が落ちたマンサクに、茶色の毛に包まれた花芽が見えていた。花芽を見上げて、春を待つことになる。道路際に育てられていた大根が殆ど抜かれ、漬物用に干されていた。





夕刻からの晴間は、今朝も続いている。夜分に晴れたので気温は低いが、今日は17度まで気温が上がる予報が出ている。