14, 10. 2017　黒雲に架かる虹

昨朝の分厚い雲は，８時を過ぎて開けて来た。直ぐに仕事に取りかかる。小一時間もせぬうちに，また巨大な雲が陽の路を塞いだ。正午を過ぎて，また陽が射して明るくなった。残っていた絵具で一仕事進めて，絵具の容器や刷毛を洗った。荷物が重くなるので前日買求めなかったモデルの果物を，買求めに出かけた。

ナナカマド公園に入る。公園入口のオオモミジの葉が、綺麗に染まっていた。日射しもあるので、北の４番通りを廻って，帰りがけにスーパーに寄る道筋を考えた。公園を東へ抜け，東の沢へ向かう。ツルマサキも，殻から朱赤の実を覗かせていた。美しかったカシワバアジサイが枯れて，無惨な姿を晒していた。庭のカシワバアジサイは，一月近く前に切り詰めてある。真っ白だったセンニンソウも，殆ど花弁が散っていた。

進行方向の北東の空が黒雲に覆われ，巨大な虹が架かっていた。住宅や樹々で，全体が写真に収められない。南側が農場で空間に余裕があるので，南側の端を撮ったのが，最上部の写真。明るかった陽光も消え，ぽつぽつと雨が降り始めた。３番通りを渡ったが，この天候では４番通りは無理と，北に住宅街を西へ戻る。ニシキギか，真っ赤に燃えていた。ハマギクは，未だ花を付けていた。アビオス(ほど芋)の花も，最終盤だった。