09, 10. 2017 実を吊す糸


昨朝の晴間は,長くは続かなかった。当初は薄雲から青空が見えていたが,次第に雲が厚みを増して来た。日記の更新を終えて,前日拾ったオオヤマレンゲの実を、食事の支度に取り掛かってビニール袋から取り出すのを忘れていたことに気付いた。実を袋から取り出して,驚いた。殻に収まっていた朱赤の実は離れて,白い2本の糸で繋がっていた。北辛夷の実を載せた7日に,土浦在住のMIXY友のSさんから、実が白い糸で下がるとのコメントを戴いていたので,何とか捉えようとしたが,この2葉が精一杯。白い糸がご覧になれるだろうか。



昼食後,1時過ぎに散歩に出かけた。雨の心配は無さそうなので,国道の南を廻って来ることにした。南北に通る幹線道路を,南へ向かう。南の住宅街の柿の実も,佳い色に色付いて来ていた。跨線橋に続く道に入ろうとして,驚いた。坂道の左右の針葉樹か幅広く伐採され,空が広く見えていた。





跨線橋を渡り,国道を超えて酪農学園の敷地に入る。道路の東側に長く続く,ワイン用と称する葡萄を注意深く見ながら歩く。漸く僅かに1つ、実を付け始めた房を見付けた。来年は,良く実るのだろうか。ヤドリギを見て回る。道路際のヤドリギの実は色付き始めていたが,図書館の南のヤドリギは,未だ青かった。真っ赤に見えているのは,宿主のナナカマドの実。






道立図書館の前庭に廻り,東へ抜ける。門柱の様に立っているサイロの前に,金属製の名札が立てられていて、名称が面白い。確かに,以前は刈り取られた牧草は,サイロに保存されていた。直ぐ北の酪農学園の敷地となった部分に入る。草が刈られて,新たな技術の牧草のロールが2つ、置かれていた。





アンダーパスを潜って国道と鉄道を通り抜け,団地に入る。中央の沢の遊歩道を進む。階段を下りずにドングリ橋の袂へ出られる。橋の袂のカツラには、葉が殆ど残っていなかった。沢の東の階段を登る。葉が落ち始めて,空が見えていた。住宅街を北東へ進み,シラカバ公園へ入る。公園の地面の落葉が,厚みを増していた。





今朝は曇空。この天候で,22度まで気温が上がるのだろうか。若し上がると,恐らく今年最後の20度越えとなる筈。