10, 09. 2017 満開の白花萩


重陽節句の昨日は、一時帰国してロンドンへ帰る甥の誕生日に当っていた。数日前に偶然大分草臥れた財布を使用していたのを見ていたので、上質の革なのだが他の持ち物と色合いがしっくり来なくて使用していなかった財布を見せて、使用するかどうかを尋ねた。幸い気に入った様子で手放さないので、使って貰うことにした。教室が始まって半ばを過ぎた11時過ぎに、弟夫婦に送られて新千歳へ向かった。

教室を終えて床を磨き、新たな和紙を水張りする。2時少し前に、夕食の素材を買求めに出かけた。ナナカマド公園手前で、就学前の小さな男の子が蜻蛉を捉えて、嬉しそうに見せてくれた。公園を南へ抜けて、南の住宅街を東へ進む。何年も空家になっているお宅の玄関前のシロバナハギが、満開状態だった。多い被さった階段に、もう白い花弁が見えていた。





東の沢に沿って、北へ向う。最も袋かけが早かったお宅の林檎が現れていた。沢のタラノキの葉が、色付き始めていた。かなり赤くなった樹もある。先日見かけた名称不明の木の実は熟し切って、葉も赤くなっていた。





3番通りを越えて、北の住宅街に入る。昨年は花の付きが良くなかったエゾトリカブトが、見事な花を見せていた。もう1軒、林檎の袋を外しているお宅があった。少し小振りながら、かなりの数の実が生っていた。




東のスーパーで野菜を買求め、西のスーパーへ向かう。良く晴れているので裏手へ廻ってみたが、北西の山並みは雲を背負っていた。買物を済ませて戻る。未だクレオメが咲いているお宅があった。



今朝は曇空。昨夜の雨で、敷石が湿っている。今日から少し気温が下がって涼しくなる予報。此の時期18度と気温が低いロンドンから一時帰国の甥夫婦には、佳い夏休みだったと思われる。