15, 08. 2017 姿を消した馬


雨が上がって時折薄日が射したが、昨日もすっきりせぬ天候となった。仕事もならず、手仕事をしたり、本を読んだりして過ごす。午後に入って雲が少し高くなって雨の心配はなくなって来たので、散歩に出かけた。

北の方に青空が見えていた。湿度は高いが、汗ばむ程ではない。下り坂を進み、4番通りへ出る。北側の防風の鉄柵に絡んだクズに、花序が上がっていた。昨年は刈り取られてしまった道路脇のクズの葉も、健在だった。東側に広がる麦畑の麦は、収穫済みだった。更に角度を増した坂道を下って、北へ向う。麦畑の北の牧草地だった場所に、玉蜀黍が育っていた。






一軒残っている農家の周りを覗き、東の高速道路脇の道を登りながら広い草地を探したが、草を食む馬の姿は見られなかった。散歩を始めた2005年以降、毎年何度か此の道を歩いて馬を見て来たが、1頭も見えなくなってしまった。坂道を登り、花序が出たばかりのイタチハギを見る。暗褐色の奇怪な花だが、少し時期が早すぎた。最上部の写真も、イタチハギ。




角度が急になった坂道を、南へ戻る。高速道路側の金網に、ツルウメモドキが絡んで実を付けていた。新千歳へ続く高速道路を見下ろしながら坂道を登り、4番道路へ戻った。先日見かけたガガイモが実を付けていないかと探したが、花は増えていたが実は見当たらなかった。以前は飼料用の玉蜀黍畑だった麦畑の麦が、一部倒れていた。自然現象ではなく、人為的に倒されたものだった。実りが充分ではなかったのだろうか。住宅街を南西に戻る。ナナカマド公園手前のお宅のツルウメモドキも、膨らんだ実を見せていた。







今朝も曇空で、雲は厚い。天気予報を見ていたら、関東地方は、半月近く雨の日が続いているとのこと。折角のお盆休みなのに、天候回復が望ましい。