10, 08. 2017 色付く樹の実


迷走台風は低気圧となったが、雨は午後の予報だったのに、早々と9時過ぎには大粒の雨が降り始めた。仕事もならず、手仕事をして過ごす。午後に入って、少し雨脚が弱まったので、夕食の素材を買求めに出かけた。

キタコブシの実が、赤く色付いていた。実が緑色の折はこれ程数多く生っていると思われなかったのに、実の数は近年では最も多い。ナナカマド公園脇のお宅の、インドハマユウを覗く。蕾が分離して、早くも咲き始めていた。主力は向日葵が邪魔になって上手く写真に収まらないが、数本生垣の傍に出て来たので、こちらを写すことにする。





茫々と雑草が伸びていた住宅街の中の畑は、草が刈られていた。工事が始まるのかも知れない。また少し大きくなった柿の実を確認し、少し南のノブドウを見上げて愕然とした。高い部分を残し、下がった蔓は皆引き千切られていた。南側に廻ると、門の傍に切り取られた枝が積まれていた。切り取られた枝は、奥の車庫の方まで並んでいた。







ホウノキの実も、黄色味を帯びて来ていた。実に亀裂が入る初めている。沢を背にしたお宅のコマユミも、色付き始めていた。北の住宅街のキレンゲショウマ実に立寄る。蕾が大きく膨らんで、花弁が見えていた。





2軒のスーパーを廻って、買物を済ませる。少し回り道をして、ツリバナを実に立寄った。膨大な数の実が所々、色付き始めていた。家に入る前に、庭を廻る。キレンゲショウマの直ぐ傍で、コシキブが咲き始めていた。赤紫色の小さな実を付ける。




日暮れまで、雨は降ったり止んだりを繰り返していた。今朝敷石はもう乾いていて、広がった鱗雲の隙間から、僅かに青空が覗いている。