02, 08. 2017 雨が上がって


昨朝の雲は次第に高くなり、時折雲間から陽が漏れる様になったが、仕事が出来る程の陽光ではなかった。長尺の剪定鋏が使用可能となったので、樹に登っては届かぬ外郭の枝を切り詰める。アルミニュームという軽い素材ではあるが、伸ばすと3m近くなる鋏なので、支えるだけでも苦労する。2時間近くかかって、何とか梅の散髪を終えた。居間にもアトリエにも、陽光が入る。



正午を過ぎて、青空の領域が広がり始めた。陽光が安定して来たので、仕事に取りかかる。一仕事終えた2時前に、散歩に出かけた。前日見た無事に葉を広げたネムノキを思い出し、南の住宅街のネムノキを見て来ることにした。ナナカマド公園を南へ抜ける。咲き終わったホザキナナカマドが切り詰められていたお宅では、直ぐ下のギボウシの咲き終わった花も、切り詰められていた。金属アーチに絡まった葡萄は、実が大きくなっていた。右側と左側から、2種の葡萄を絡ませてある。直ぐ近くのお宅の塀の前に、マツムシソウが咲いていた。家を建替える前に、種子を蒔いて育てたことがある。






ネムノキは、ほぼ満開になっていた。写真を拡大すると、未だ少し蕾が見えている。もう少し花を愉しめそう。此処のお宅の柿も、少し西のお宅の柿も、順調に実が大きくなって来ていた。塀から覗いた真っ白なクレマティスが美しかった。







東町公園に続く緑地帯を、北へ戻る。小さな花弁を落としたヤマボウシの実が、膨らんで来ていた。やがて色付いて熟して落ちる。夏休みでがらんとした小学校のグラウンドのフェンス前には、ヤブカンゾウが咲き始めていた。シラカバ公園を中程まで通り抜ける。唯一公園を東西に通り抜ける車道を、東へ戻る。前日の雨で倒れたらしく、塀の前の斑入りのギボウシも、切り詰められていた。




夕刻まで良く晴れていたが、今朝も青空が広がっている。昨日は関東地方が豪雨に見舞われたが、今日は列島は安定した天候になりそう。