30, 07. 2017 レース模様の街路樹の葉


昨日は気温も上がり、午前中は良く晴れた。一仕事済ませて、庭に出る。アトリエの前の昨年剪定して頂いた梅の樹が、茫茫と枝を伸ばしているので、枝を切り詰めることにした。柄が1m程に伸びる剪定鋏を持って、樹に登る。可能な限り枝を切り取り、残りは2m余に柄が伸びる剪定鋏で切ろうとしたが、手元と刃先が連動していなかった。もう20余年使用しているので、仕方がない。今日にでも、ホームセンターで入手して来ることにした。前日見かけた剪定の仕事の様に枝を切り揃えたかったが、余力は残っていなかった。




昼食後もう一仕事進めたかったが、窓の外は枝が無くなったのに、北西からの雲が陽を覆っていた。仕方なく、夕食の素材を買求めに出かけた。青空の領域は、南東に移っていた。時折雲間から陽が射すと、とても暑い。ナナカマド公園傍のお宅のインドハマユウが、大きな蕾を見せていた。やがて蕾は分離して背丈を伸ばし、夏花らしい花を見せる。南の住宅街の柿は、順調に実を大きくしていた。棚を架けないキウイの葉影に、歪な実が見えていた。東の沢に沿って、北へ向う。厳しく切り詰められたタラノキは、茫茫と枝を出していた。庭の梅と同じと、可笑しくなった。






3番通りに出て、西へ戻る。街路樹を見上げて驚いた。花を見たことの内名称不明の街路樹の葉が、レース状になっていた。高速道路の西から200m余続く街路樹の葉は,何れも穴だらけだった。虫が食べたのだろうか。葉に取り付く大食漢の虫を想像して、ぞっとした。





東のスーパーで野菜を買求め、西のスーパーへ向かう。スーパーの裏手から北西を眺めたが、山並みは見えなかった。買物を済ませて戻る。少し回り道をして、大きな実を付ける柿の樹を見に立寄った。案じていた通り、青い実が落ちていた。葉影には、蔕だけが残っていた。ここ数年、秋が来る前に実が落ちてしまう。





夕食の支度をしていると、空は忌々しい程良く晴れていた。僅かに薄雲がかかっているが、今朝も良く晴れている。