30, 06. 2017 北の画廊へ


昨日午前中は雲が低く厚かったが、午後に入ってくもが高くなり薄日が射し始めた。雨の心配は無さそうなので、札幌の北東にある画廊へ出かけることにした。地下鉄東豊線環状通り前で下車して南へ向かった。きた12条通りと交わる角の街路樹が、白い花を付けていた。ハシドイだった。

北12条通りを、東へ向かう。広い敷地の寺院が見えて来た。東の角を北へ曲がる。環状通りを東進した方が近道なのだが、同じ道を2度通らぬ様に、往きは南を回り道している。角を曲がると、大きな柿の樹があった。葉の下を見上げる。花が咲き始めていた。広い庭は、手入れが行き届いている。ハナイカダが、葉の上に実を載せていた。クガイソウが、花を開いていた。








寺院の北の小公園を通り、喫茶店に併設された画廊へ入る。佳い空間だが、外光が入らない。昨日は照明も限定的で、真っ暗だった。紙を形どって作り上げた小さな物体が、数多く床に撒かれていた。手足の様に見える部分は、紙縒のように巻かれている。成形した後、蝋をかけたものと思われた。壁面に出来る影が、面白かった。作家は不在だったので、直ぐに会場を辞した。





画廊の南の道を、西へ戻る。小学校があった筈と、角で北を見ると見えた。小学校の庭に、良く実を付けるプラタナスが聳えている。昨秋の寒さの影響か、昨年の茶色の実と、今年の緑の実を付けていた。環状通りに出て、西へ戻る。広い庭のお宅があった。庭の西側に、高い樹に絡んだサルナシが下がっていた。葡萄の蔓も下がり、実を付けていた。






地下鉄で駅前に戻り、生花と茶菓を買求めて戻った。夕刻へ向けて青空が広がっていたが、今朝は雲なく良く晴れている。今日の最高気温はぐんと上がって、29度の予報が出ている。