15, 02. 2017 鵯の小さな群


昨日も、雲が厚めの一日となった。1月から手がけていた、バッグと帽子を、何とか仕上げた。誕生日に弟夫婦から貰ったブルーグレイの靴に合わせたもの。ブルーグレイの革は諦めて、もう15年以上着用していなかったグレイのシルクのトレンチコートに合わせることにした。帽子の裏地を買求めに出かけて、靴よりも幾分青みが強い革を見付けて、思わず買ってしまった。靴とバッグが揃うと、白い革のトレンチコートや昨年作った青い革の半コートにも合わせられる。





2時少し前に、散歩に出かけた。戸外へ出ると、東から北へかけて青空が見えていた。陽のある南西は、雲が厚い。日射しは充分ではないが暖かい日が続いているので、北の沢の池を見て来ることにした。シラカバ公園を西へ抜け、マンサクを見上げる。西へ進もうとして、西の住区が排雪作業の最中であることを知った。突き当りに北の沢が見えているのに、先へ進めなかった。南北に通る幹線道路を、北へ進む。他の樹より冬芽の膨らみの早いレンギョウを見上げ、先端の黄色を確かめた。






団地の北外れまで進んだが、北西の山並みはおろか、札幌市街も雲の中だった。北の住宅街を南東に戻る、メタセコイアの梢が赤味を帯びて来ていた。シラカバ公園へ、北から入る。高い樹の梢に,ヒヨドリの姿があった。公園の南から、次々にヒヨドリが集って来た。10羽位は、集ったろうか。先月から一月程滞在した大集団には遠く及ばないが、渡りのヒヨドリと思われた。何時も不思議に思うのは、集団行動を報せる鳴き声があるかの様に行動すること。暫く様子を見ていたが、殆ど実の無いナナカマドから動かないので、公園を後にした。サクランボの冬芽を見上げて戻った。






4時近くなって、西の空も晴れて来た。大分陽が長くなったのを感じる。今日は日射しが期待出来る予報が出ているが、明けて来た空は曇空。中々仕事に取り架かることが出来ない。