14, 02. 2017 柿の実落ちる


時折雲間から陽は漏れるが、昨日も終日陽は射さず終いだった。本を読んだり、手がけていた手仕事をして過ごす。正午のニュースで、雪祭の雪像を崩す様子が映し出されていた。2時前に、散歩に出かけた。

雪はすっかり緩んでいた。塀から下がった雪が、布の様な表情を見せる。東と北に青空が見えていたが、陽の通り道の南西は雲が厚かった。南へ進み、柿の実はどうなったかと立寄る。未だ半分程は残っていたが、大分実が落ちて蔕が見えていた。塀の手前の雪の壁に、中が空洞になった実が落ちていた。






鉄道林前の道を西へ進み中央の沢の東の遊歩道に入る積りだったが、風も無く暖かかったので、少し足を延ばして駅前のスーパーで焼き菓子を買求めて来ることにした。スーパー前の小公園のイチョウの冬芽が、随分大きくなって来ていた。買物を済ませて、中央の階段を下りる。雪が凍り付いていた階段は、雪が融けていた。





沢を離れて、住宅街を気侭に折れ曲がりながら、北東へ戻る。モクレンの冬芽が、大分膨らんで来ていた。ハナズオウの冬芽も、少し大きくなった。葉より花が咲きに咲くので、花芽ということになる。シラカバ公園を東へ通り抜ける。白樺の雄花も大きくなって来た。やがて雄花は花粉を出して、毛虫の様に膨らむ。公園近くのお宅のインドリンゴも、冬芽が大きくなって来ていた。





夕刻に青空が少し広がって来ていたが、今朝は曇空。先刻から雪が舞い始めた。今日も仕事は出来そうにない。