13, 01. 2017 氷結紋様


昨朝は-10度を下廻る気温となったが、薄曇りだった空は次第に晴れて、やがて陽が射し始めた。低温、暴風、降雪と荒れ模様の予報が出ていたのに、思いがけぬ晴間に直ぐに仕事に取りかかる。一仕事進めて窓を見ると、前日よりも強くクリアーな氷紋が出来ていた。黒く見えるのは、窓の外の石南花。4枚目の写真には、梅の枝や西隣のお宅の屋根の雪、窓枠なども透けて写っている。






11時半を過ぎると雲が広がり始め、正午過ぎには曇空となってしまった。正午のニュースでは日本海側の酷い降雪の様子が流れていたから、仕事が出来たのは幸いだった。やがて、粉雪が散ら付き始めた。余り酷くならぬ内にと、散歩に出かけた。南北に通る幹線道路を、南へ向かう。久々に、赤味の強い莢を見せていたハナズオウを見上げた。莢はすっかり枯れて、暗褐色になっていた。直ぐ近くのお宅の石南花の葉が庭の石南花同様、きりりと裏側に巻いていた。柿の実はどうなったかと、見に立寄る。青かった実は凍って朽ちて、何とも不思議な色合いを見せていた。






東町公園に続く南の緑地帯を、北へ戻る。遊歩道脇のお宅の大きなキタコブシの下枝が、ヒバの生垣を通り抜けて突き出ていた。冬芽は、毛皮の外套を纏っている。白い冬芽を見せる気に入りの楓の樹は下枝に葉が残り、何とも哀れな姿。東町公園は雪で歩けそうにないので、西側の道を進む。欅の根元の雪の上に、剥がれた外皮が落ちていた。






住宅街を北東へ向かう。小振のハナズオウは莢も落ちて、臙脂色の冬芽が数多く出ていた。時折雲間から薄日は射すが、日暮れまで粉雪が舞っていた。



今朝は、雲なく良く晴れている。最低気温-12度の予報が出ていたが、今朝の天気予報では-9度台だった。青森や新潟の降雪が酷かった。