11, 01. 2017 凍み渡る晴天


連休明けの昨日は、気温がぐんと下がって真冬日となった。曇と雪の予報が出ていたが、午前中は雲が多かったが、午後に入って雲なく良く晴れた。今週は仕事が進められないかと思っていたが、思わぬ晴天で仕事を進めることが出来た。昨年末、昨日が初日のグループ展の案内を戴いていた。全てのメンバーが知人であることと、高校時代から大学時代までアトリエに通った来ていた作家もいて、夕刻からのオープニングに出かけることにした。

2時半過ぎに家を出る。バス停へ向かう途中、街路樹のシナノキの冬芽が大きくなって、赤味を帯びて来たのに気付いた。札幌も上空は晴れていたが、山際は雲が厚く陽が翳っていた。少し歩いてから会場へ向かおうと、道庁の北門から構内へ入る。未だ銀杏が枝に残っていた。正門の遥か東に、白く大きな月が見えていた。北の池の周囲に積上げられた雪の壁が高い。重機が削った路面は、スケートリンクの様に滑って危ない。バケツを持った人が、何かを撒いていた。黒い滑り止めの粒だった。







南門を出て、西へ向かう。植物園の温室の屋根の上から見える桐を見上げた。実は殆ど残っていて、僅かに赤味を帯びていた。植物園の東側の歩道を、北へ向う。日暮れが近付いて、園の樹々には鴉が集結していた。此処を塒としているらしい。園の樹々にも、枯葉を付けたままの樹が散見された。







工事中のI邸の横を通り、駅へ向かう。差し入れの品を調達して、駅の北口から出て会場へ向かった。もう大分来訪者が見えていた。瀬川葉子さんの作品が佳かった。教え子は映像を使用していたが、もう一工夫あっても良いと思う。意見を聞かれたら、展示の方法や、画像の編集について工夫する必要があると言う積り。




今朝も晴れているが、気温が下がってガラス窓に氷が貼り付いている。ストーヴのボリュームを上げているが、中々暖かくならない。