26, 11. 2016 凍った樹の実


朝雲間から見えていた青空は、次第に領域を広げて陽が射し始めた。直ぐに仕事に取りかかる。昼食後もう一仕事進めていたら、南西の雲が高くなって日射しが不安定になり始めたので、筆を置いた。前夜作成した書状を持って、散歩に出掛けた。札幌よりは気温が低いのか、僅かな積雪は全く融けてはいなかった。

書状を投函して、シラカバ公園を北へ向う。西も雲間から、時折陽が射す。公園を東へ通り抜けて、住宅街を歩く。ズミが未だ実を付けていた。凍って、朽ち始めている。エゾノコリンゴも、同様だった。暗褐色に枯れ縮んだ昨年の実も見えた。夏に実を落としていた大きな実を付ける柿の樹に、実が残っていた。これも凍って、亀裂が入っていた。








葉がすっかり枯れたヤマボウシに、未だ実が残っていた。早い樹は、10月に実を落としている。これも凍って朽ちていた。甥が子供の頃遊んだ公園に、子供達の足跡が残っていた。窪地の落葉松も、すっかり葉が落ちていた。東のスーパーの製菓店で、茶菓を買求める。ナナカマド公園へ北から入った。日増しに色が失せて、寂しい。家の前の道路に入ると、もう陽は西の雲に捉えられていた。只でさえ日の入りが早まっているのに、西の雲が助長している。一休みしていると西の空が晴れて、浮雲が焼けていた。







今朝は西の空が明るくて、上空は大きな量塊の雲が広がっている。今日の最高気温は、3度の予報。夜明けも随分遅くなった。